<Header>
<Author: 王維>
<Title: 終南別業>
<Format: 格式不明>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 終南の別業>
<BookPage: 133>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
中歲頗好道，
晚家南山陲。
興來每獨往，
勝事空自知。
行到水窮處，
坐看雲起時。
偶然值林叟，
談笑無還期。
<End Poem>
<Translation>
中年（ちゅうねん）のころから、いささか仏教（ぶっきょう）を好（この）み、晩年（ばんねん）になって終南山（しゅうなんざん）のかたほとりに山荘（さんそう）をかまえた。気（き）が向（む）けば、いつもひとりで出（で）かけ、そこの美（うつく）しい景色（けしき）を味（あじ）わう楽（たの）しみは、自分（じぶん）だけが知（し）っていてほかに知（し）る人（ひと）はいない。

山荘（さんそう）のあたりを歩（ある）き回（まわ）って水（みず）の流（なが）れの尽（つ）きるところにまでたどり着（つ）き、そこに座（すわ）って雲（くも）のわき起（お）こる折（おり）のようすを見守（みまも）る。たまたま思（おも）いもかけず山林（さんりん）の長老（ちょうろう）に出（で）あったりすれば、うちとけて談笑（だんしょう）し、帰（かえ）る時期（じき）など忘（わす）れてしまうのだ。
<End Translation>